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歌手:槇原敬之
作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

喧嘩して飛び出して
夕暮れの街を 歩いてたら
知らない人が話してきた
「ご家族はおげんきですか?」
顔も形も似てるのなら
ご飯の食べ方も似てるなら
癖毛まで似てるのなら
悪いところも似てるのかな

目を背けたくなるような姿
自分そっくりな人が見せる
まるで鏡をのぞいても
見えない場所を見せられるようだ

かくも家族というものは
よく考えられて組まれたTag Team
なかなか直せない性質の悪さを
抱えた僕らのために
神様が考えて組んでくれた
それはまさにTag Team
自分のいるべきチームは
あの家以外ないのかもしれない

風に形を変える雲が
夕焼けに染まり浮かんでいる
ちぎれてどんな形になっても
雲はやっぱり同じ雲で
相手を責めるよりも先に
自分の中をまず見つめて
相手を許せるような広い
心を持ちたいな

目を背けたくなるような姿
自分の人生の時間使い
僕が気づくそのために
見せてくれる奇特な仲間さ

かくも家族というものは
よく考えられて組まれたTag Team
他人なら愛想尽かして
会わなきゃそれで終わる所も
そこはさすが神様だ
絆というロープの中で
遠慮せずにお互いと
ぶつかり合える 向き合える

分かり合えなくて当たり前なんだ
分かり合えない様なメンバーが揃ってる
テレビや映画で幸せな家族を
描くのは現実があまりにも違うからなんだろう

かくも家族というものは
よく考えられて組まれたTag Team
なかなか直せない性質の悪さを
抱えた僕らのために
神様が考えて組んでくれた
それはまさにTag Team
この家族しかつかめない
幸せがこの先に必ずある