歌手:flumpool
作詞:山村隆太
作曲:阪井一生・百田留衣
剥がれてく 夏の色 なびく髪
染み込んだ匂い 遣(や)る瀬なく途切れた言葉
千切れ雲 眺めては あの日への 帰り道を探す
背中合わせで竦む 影帽子
何もかも全部 切ないのは
忘れたくない 瞬間があるから
白昼夢の恋 笑う君 口づけ交わした
あの夢の続きを もう一度
触れられないその肌に 今も募る想い
見つめ合う瞳は まるでダイヤのよう
まだ、覚めないで
グラスの中 この氷が 溶けるまで もう一度燃えてみたい
薄くなった味が恋しい
ベランダの Tシャツは 今もまだ 生乾きのままで
次の風を 待ちわびてる
落書きのように 消えない場面(シーン)
惹かれ合った 面影は 遠く
炎天下の下 額の汗 拭う暇もなく
焼けこがした愛は陽炎
波打ち際の 足跡が 消えてゆく前に
いっそ抱きしめたい
何故に 戻らない微笑みに cry
出逢った一瞬(とき)の 笑顔で振り返ってみせて そっと
熱帯夜の熱 甘い蜜 口づけ交わした
夢中で抱き合った季節よ
苦しいほど 辛いほど 今も募る想い
終わりかけの恋は まるで花火のよう
まだ、消えないで