歌手:GLIM SPANKY
作詞:松尾レミ
作曲:松尾レミ
僕らが歩んでいるこの日常は まるで自分だけの映画さ
この手で選んでいく全てのものが 日々を輝かせてくれる
気怠い午後の海原や
あの人の香りが染み込んだワンピースや
彼女の腕に刻まれた消えかけた花束も
なんだってドラマチックだったのさ
ゆっくり流れていく 次の話も何も決まってない映画は
あなたが描いているその理想図で 未来を作っていいんだよ
排気ガスで霞む道でも
愛は芽吹いて根を張ってる
老いた花売りが歌っているよ
「どんな人も 胸に花を」と
誰も来ない店の中
焼き上がりのパンを並ベてる可愛い子に
歯切れの悪いFMが母親の好きだったドノヴァンを歌い出し
気を惹いてる
果てなく進んでいくこの瞬間は まるで終わりのない映画さ
自ら掴んでいく全てのものが 過去を新しくしていくよ
僕らが歩んでいるこの日常は まるで自分だけの映画さ
この手で選んでいく全てのものが 日々を輝かせてくれる